減災.net ブログ » ニュース

東急電鉄初の防災拠点マンション発売 – 週刊住宅

東京急行電鉄(東急電鉄)は10月22日から、単独開発として過去最大規模となる分譲マンション「ドレッセ鷺沼の杜プライムフォレスト」(総戸数389戸)の1期120戸を販売することが報道されています。同社初の防災拠点を兼ねたマンションとして売り出すとのこと。



東急電鉄/単独過去最大389戸、同社初の防災拠点マンション発売( 2011年10月21日 ) | 週刊住宅ブログ

 東急田園都市線の鷺沼駅から徒歩9分に建設するもので、総開発面積2万6000平方メートルの大規模プロジェクト。地上8階建て延べ4万6323平方メートルに上り、「プライムフォレスト」と「アリーナフォレスト」でA~F棟の6棟構成になる。今回発売するのは西側部分にあたり、間取りは2LDK~4LDK(82~110平方メートル)。住戸プランは、ゆったりとしたリビングでツーウェイ(2WAY)動線の水回りやくつろげる広い浴室、収納の充実を図った。1期価格は5000万円~8490万円で、中心が5800万円台となる。

このマンションは、建物や敷地内の駐車場の一部が防災拠点となるそうです。防災備蓄倉庫やマンホール型防災トイレ、受水槽を緊急時使えるシステム、インターホンを利用した地震速報を導入しており、独自の防災アクションプランも策定されるとのこと。

共用部一部でLED照明を採用したり、ソーラー外灯の設置、植栽の散水に雨水を利用するなどの、節電省資源にも配慮されています。屋上に緑化と菜園も施すなど敷地内の緑化面積を約30%にする工夫がされており、カーシェアや電動自転車も導入されます。グループの強みを生かし、近隣に電鉄が運営する高架下のレンタル収納スペースがあるほか、東急セキュリティの子どもの見守りサービスが1年間無料になるなど入居者の利便性の向上にも力が入れられており、防災に関する備えがマンション選びに影響すると言われている昨今、注目されそうな内容です。

竣工予定は2013年9月下旬だそうです。


Comments are closed.