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【日刊県民福井】行政に先駆け英語版 福井市ハザードマップ

福井市が作成した洪水ハザードマップの英語版が二十三日、福井市宝永三丁目の県国際交流会館で開かれた「福井国際フェスティバル2011」で無料配布されたことが報道されています。

「福井国際フェスティバル2011」の企画運営委員会が、東日本大震災の発生を受け、外国人に災害時の避難場所などを知ってもらおうと、行政に先駆けて自作したとのこと。



中日新聞:行政に先駆け英語版 福井市ハザードマップ:福井発:日刊県民福井から(CHUNICHI Web)

 同マップは市内を十三地区に分け、河川が大雨で増水して洪水が発生した際の浸水の範囲や避難場所などが地図で示してある。
 しかし、外国語版はないため、同運営委メンバーで元福井大大学院生の諏訪真彦さん(26)=福井市大宮三丁目=が、かつて留学生の世話役などをしていた経験から「外国人にはいろいろな情報が入ってこない」と問題視。市の許可も得た上で、同マップの注意書きなどを英訳した。
 マップには、「お水をいただけないでしょうか」など、災害時に必要となる会話の事例を、日本語と英語で掲載するなどの工夫も。「地図を用いて、指で文章を指せば会話ができる」(諏訪さん)ようにした。

言葉に不安のある方が、災害に直面した場合、どれほどの不安に襲われることでしょう…。

すこしでも、みなさんが安心して過ごせるよう、このような取り組みが広まることを期待しています。


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