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【河北新報】中尊寺・重要文化財の秘仏「一字金輪仏頂尊座像」来年7月から公開

世界文化遺産の中尊寺(岩手県平泉町)は28日、奥州藤原氏の3代秀衡の念持仏とされる秘仏「一字金輪仏頂尊(いちじきんりんぶっちょうそん)座像」を、2012年7月から開帳することが発表されています。



河北新報ニュース 中尊寺・重文の秘仏開帳 震災復興を祈念 来年7月から

 「平泉の文化遺産」の世界遺産登録を記念するとともに、東日本大震災からの復興を祈念する。開帳は、中尊寺の開山1150年を記念した2000年以来、12年ぶりとなる。
 座像は平安末期の作で、国の重要文化財。像高76センチ。白肉色に彩色され、優しく引かれた眉と朱の唇の美しさから「人肌の大日」と親しみ敬われる。
 座像を収蔵する中尊寺讃衡蔵の特別収蔵室で記者会見した山田俊和貫首は「世界遺産登録を果たし、震災復興を念じる今こそ秘仏にお出ましいただいて多くの人にご縁を結んでもらい、生きる力にしてほしい」と話した。
 開帳期間は12年7月17日~11月11日。拝観料は大人800円、小中高生400円。

貴重な秘仏を見に、世界文化遺産の中尊寺へ旅する、東北の復興のお手伝いとしてそんな形もあるのではないでしょうか。


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