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【MSN産経】大阪で帰宅困難者対策訓練 取り組みの遅れ指摘も

大阪で実施された帰宅困難者対策訓練についての報道です。帰宅困難者対策の取り組みの遅れが指摘されています。



「実際の災害時に冷静に行動できるか…」 大阪で帰宅困難者対策訓練 取り組みの遅れ指摘も+(1/2ページ) – MSN産経ニュース

 東日本大震災の発生後、首都圏で帰宅困難者があふれた問題を受け、大阪市や大阪府などと民間企業でつくる対策協議会は2日、同市内で訓練を実施した。官民が協力して行う、これほど大規模な帰宅困難者の対策訓練は関西で初めて。約千人が参加し、徒歩のほか、バスやクルーズ船を利用して災害時の帰宅をシミュレーションした。

 対策協議会は、東日本大震災を機に、JR大阪駅周辺の鉄道各社やホテルなどの民間企業95社で設立。直下型地震が平日の午後3時に発生した場合、大阪駅周辺に42万人が滞留し、徒歩帰宅の困難者は20万人に上ると試算している。

関西地方には、比較的近距離に大阪・京都・神戸の大都市があり、帰宅困難者が移動する方向が交差し、大混乱を巻き起こすという予想もあります。

関西地方での帰宅困難者の対策の遅れは深刻な問題だと思いますので、自治体、公共交通機関などには早急に対応を進めていただきたいものです。


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