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【報道】医療印刷事業の吉田印刷所、災害緊急薬袋の備蓄へ

備蓄といえば、水や食料、避難所の毛布のようなものをイメージしますが、こんな備蓄も必要だそうです。

新潟日報社 netpark ::: 災害緊急薬袋を製作、備蓄訴え

災害緊急薬袋を製作、備蓄訴え
吉田印刷所
 医療印刷事業を手掛ける吉田印刷所(五泉市)が東日本大震災での被災地支援をきっかけに、災害時に薬局や病院が利用する「災害対応緊急薬袋」の製作を進めている。停電で現場のプリンターが使えない事態を想定し、細かな処方を手書きしやすい体裁にする。

10月に生産を始め社内に50万枚を備蓄したうえ、全国の薬剤師会にも備蓄を呼び掛けて、無料で贈る方針とのこと。

 薬袋は通常、薬剤名や用法が空欄のものが出荷され、調剤薬局でプリンターを使って患者ごとに印刷する。東日本大震災のときには、多くの薬局で薬袋が印刷できない状態になり、このとき薬剤師は一般用の封筒や紙袋をかき集め、処方を手書きしたのだそうです。

普段気づかない分野で、備蓄の取り組みが広がっていることを知るのは、心強いことですね。


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