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【河北新報】高田松原を再生 復興計画委、最終案を了承

奇跡の一本松でもニュースが多い岩手県陸前高田市の高田松原の再生計画の最終案が震災復興計画検討委員会で了承されたことが報じられています。



河北新報ニュース 高田松原を再生 復興計画委、最終案を了承 陸前高田市

岩手県陸前高田市の第5回震災復興計画検討委員会が30日、市内で開かれ、震災復興計画の最終案を了承した。市は9日開会予定の市議会12月定例会に同案を提出する。
 津波で壊滅した景勝地・高田松原は、広田湾の海流で運ばれる土砂の堆積を促し砂浜を再生した上で、松を植林。背後に高さ12.5メートルの防潮堤と防災メモリアル公園を整備する。
 中心市街地を形成していた高田地区は地盤をかさ上げし、JR大船渡線を移設。海岸と並行して走る幹線道と垂直に交差して山側に延びる避難道を整備し、周辺を商店や住宅街として活用する。市は当初、商店街近くに市役所を建設する構想を示していたが、浸水地での建設に難色を示す声が上がったため、最終案には盛り込まれなかった。
 実施期間は本年度から8年間。戸羽太市長は「陸前高田らしいまちづくりを進めたい」と語った。


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