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【FNN】福島第1原発事故 警戒区域と計画的避難区域で国による除染モデル事業始まる

東京電力福島第1原発の「警戒区域」と「計画的避難区域」で、国による除染のモデル事業が始まり、4日、報道陣に公開されたことが報じられています。



FNNニュース: 福島第1原発事故 警…

福島第1原発からおよそ3kmにある大熊町役場では、高圧洗浄器で屋上のコンクリートを除染した。
4日は、水とお湯を使って除染するなど効果的な方法を検証した。
原子力研究開発機構の担当者は「ナイロンブラシをワイヤブラシに変え、表面の放射性物質の密度が変わっていくか試験している」と話した。
除染の時間によって、どれだけ線量が下がるかも調べたが、線量の低下が確認できたのは10分間で、それ以上洗浄しても線量はほとんど下がらなかった。

水道が復旧していない場所での除染のため、一度使った水を回収し、放射性セシウムを含む泥などをフィルターでろ過して再び使う装置なども公開されたとのことですが、作業が容易でないことが伝わるニュースです。


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