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【産経新聞】「地域防災の日」60万人訓練 静岡

静岡県で「地域防災の日」の12月4日、東海地震が発生して県下全域が震度6以上の揺れに見舞われ、大津波が襲来した-という想定で、大規模な防災訓練が実施されたことが報道されています。

東日本大震災の教訓を生かすべく広域災害と長期被災を念頭に、円滑な避難所生活の構築と避難所に行かず損壊した自宅で暮らす“在宅避難者”の支援を大きなテーマとして実施されたとのこと。



「地域防災の日」60万人訓練 静岡 – MSN産経ニュース

 地域が一丸となって防災態勢の見直しを行う「地域防災の日」の4日、県内各地で自主防災組織を中心とする地域防災訓練が行われた。訓練は全35市町でそれぞれ実施され、地域住民や自治体職員、消防団員、民間企業の社員ら計約62万5千人が参加。東日本大震災の記憶も新しく、参加者は応急手当てや避難所設営、炊き出し、給水といった訓練を例年以上に真剣な表情で行っていた。

静岡県では東海地震発生で119万人が避難所生活を余儀なくされると想定されています。加えて多数の在宅避難者が発生すると見込まれるが、県では「その人数は把握できない」と、これまで対策は後手に回っていたとのこと。

今後の取り組みが期待されます。


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