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【中日新聞】まず美浜の灯台に 津波てんでんこシール

愛知県知多半島にある美浜町小野浦の野間崎灯台に、津波発生時の避難を呼びかける「津波てんでんこシール」が取り付けられたことが報道されています。



中日新聞:まず美浜の灯台に 津波てんでんこシール:愛知(CHUNICHI Web)

 第4管区海上保安本部(4管)と名古屋海上保安部は、美浜町小野浦の野間崎灯台に津波発生時の高所避難を呼び掛ける「津波てんでんこシール」を取り付けた。来年3月までに愛知、三重両県の沿岸部の灯台など200カ所以上にシールを付ける。
 東日本大震災を受けた津波防災啓発活動の一環。シールは黄色のA3判で「地震を感じたら津波の情報を確認」「津波の危険→高い所に避難」などの言葉とともに、その地点の標高が記されている。「津波てんでんこ」は岩手県三陸地方の言い伝えで「人にかまわずそれぞれに必死に逃げよ」の意味。
 野間崎灯台での掲出には、地元野間小学校の5年生27人が参加。灯台を囲む柵に「海抜4メートル」を示すシールを貼った金属板を取り付けた。
 作業前には、4管職員が津波の速さや高台へ逃げることの大切さを大震災の映像も交えて解説。岸岡紗映さん(11)は「シールを見た人に、すぐ逃げてもらえたら」と話した。


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