「津波てんでんこ」の言葉を全国に広めた津波災害史研究者、山下文男さんがなくなったことが報じられています。
山下文男さん死去 「津波てんでんこ」87歳
津波の恐れがあったら1人ずつが必死に逃げることを諭す「津波てんでんこ」の言葉を全国に広げた大船渡市三陸町綾里の津波災害史研究者、山下文男さんが13日午前0時34分、肺炎のため盛岡市内の病院で亡くなった。87歳だった。過去の被災体験から著書や講演で津波の怖さや防災対策を訴えた。3月11日は陸前高田市内で津波に首まで漬かりながら生還。亡くなる直前まで高所移転や防災教育の必要性を訴え続けた
今後の防災に大きな役割を果たした山下文男さん、ご冥福をお祈りいたします。