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【くもんジュニアサイエンス】地球の声に耳をすませて -地震の正体を知り、いのちを守る-

中学2年で出会った本がきっかけで地球科学に興味を持ち、高校1年の時に起きた阪神・淡路大震災を機に地震学者を志したという著者が子ども向けに東北地方太平洋沖地震を解説する初めての書籍が出版されます。



地震学者が児童向けに大地震を解説「地球の声に耳をすませて」 | リセマム (教育・受験、その他のニュース)

 同書は、東北地方太平洋沖地震がどのようにして起きたのか、津波が発生したのはなぜか、日本列島がどう移動したのか、たくさんの地震が続いて起きている理由は何かなど、地震や津波に対する知識を伝える科学書であると同時に、著者が地震学者となるまでの課程や研究生活での葛藤を描くことで、子どもたちの共感を得ることのできる児童読み物としての側面もあわせ持っているという。

 著者は、地震学者の役割は「地球の声を聞く」ことにあると言い、同じ悲劇が繰り返されないため「地球から教えてもらったこと」を皆に伝えていかなければならないという。同書では、研究者として全国各地で防災教育活動を意欲的に行う著者が、地震発生時に安全を確保するポイントや自分や大切に思う人たちの命を守る方法などを伝えている。


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