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【中日】中日新聞:県、3連動地震の第4次被害想定策定へ 富士山噴火や原発事故<静岡県>

静岡県で、東海・東南海・南海の3連動地震を踏まえた県の第4次地震被害想定を来年6月をめどに公表するという方針が表明されたことが報道されています。



中日新聞:県、3連動地震の第4次被害想定策定へ 富士山噴火や原発事故:静岡(CHUNICHI Web)

 静岡県の川勝平太知事は23日、東海・東南海・南海の3連動地震を踏まえた県の第4次地震被害想定を、来年6月をめどに公表する方針を表明した。新たに巨大地震によって誘発される富士山の噴火や、中部電力浜岡原発(御前崎市)の事故を盛り込むという。2月上旬に県職員と専門家からなる50人規模のプロジェクトチームを発足、策定作業を開始する。県危機管理部によると、政府は来年3月にも、3連動地震を踏まえた対策の取りまとめを公表する方針。県ではそれを待たずに、独自に被害想定の見直し作業に入る。川勝知事はこの日の定例会見で「危機は備えが肝心」と説明した。
 富士山噴火を4次被害想定に盛り込む根拠として、川勝知事は、地震から49日後に起きた1707年の宝永噴火を指摘。「地震と火山爆発は連動していることは歴史的に明らか」と述べた。
 共同で富士山噴火対策を進める山梨、神奈川両県との検討を踏まえながら、盛り込んでいくという。浜岡原発に関しては、中電が策定する事故想定を取り込んでいく考え。
 県は、東海地震が指摘された後の1978年、第1次被害想定を策定。93年に2次、阪神大震災を受けて2001年に3次想定を策定している。

中部電力浜岡原発の事故を盛り込むということで、現実的な備えがなされることを期待します。


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