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【ZAKZAK】首都直下型“50%以下”に修正されたワケ

4年以内にマグニチュード(M)7級の直下型地震が70%の確率で首都圏を襲うとして、東京大学地震研究所の平田直教授(観測地震学)らのチームが試算した値が、サンプルとして使用する地震のデータを広げた結果、4年以内の確率は50%以下に落ちると発表されました。



首都直下型“50%以下”に修正されたワケ – 政治・社会 – ZAKZAK

 「M7級が4年以内に70%」と聞くと、そんな騒動になるのもやむをえない面もあるが、東大地震研の平田氏らのチームが再計算したところ、4年以内で50%以下、30年以内では83%以下になったという。

 そもそも70%の根拠は、昨年3月11日から9月10日に首都圏で約350回発生したM3以上の地震を元にしたためで、これを12月31日までに期間を広げて再計算したところ、M3以上の地震が減っていることから、修正値になったとしている。

 これに先立ち、京都大学防災研究所の遠田晋次准教授らが今年1月21日までに起きた地震を踏まえて計算した結果では、5年以内に28%、30年以内に64%とより低い値を出していた。

そもそも衝撃的に紹介された数値は、以前から発表されていたもので、古い情報が一人歩きしていたもののようです。

いずれにしても、地震の脅威が存在することにかわりはありません。
いざという時に備えて、できるだけの準備をしておきましょう。


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