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【TV・映画】震災伝え続けた壁新聞「石巻日日新聞」ドラマ化―女川出身の中村雅俊主演

東日本大震災発生直後、情報が途絶した被災地で壁新聞を発行し、被害の様子や被災者の動静を報道し続けた「石巻日日新聞」、中村雅俊が主演でドラマ化されることが報じられています。



震災伝え続けた壁新聞「石巻日日新聞」ドラマ化―女川出身の中村雅俊主演 : J-CASTテレビウォッチ

東日本大震災で輪転機の水没や停電で通常の新聞が発行できず、翌日から「壁新聞」で被害の様子や被災者の動静を精力的に報道し続けた「石巻日日新聞」がドラマ化されることになった。主役の近江弘一社長を、石巻の隣町・女川出身で津波で実家や親戚をなくした中村雅俊(61)が演じる。3月6日(2012年)よる9時から、ドキュメンタリードラマ「3・11その日 石巻で何が起きたのか~6枚の壁新聞」のタイトルで日本テレビ系で放送される。
「石巻日日新聞」の報道部長以下7人の記者は、被災直後から市内に散って取材をはじめたが、記事を書いても印刷ができない。でも、なんとしても未曾有の災害を伝えなければならない。印刷できなくても新聞は発行できる! 模造紙にフェルトペンで記事を手書きして町中に張り出した。見出しは「日本最大級の地震・大津波」だった。壁新聞は17日付けまで6日間続き、被災者たちは肉親・知人の安否情報や被害情報を求めて壁新聞に群がった。張り出されたうちの1部はアメリカの報道博物館にも展示された。

被災者を支え続けた活動が広く知られるのは、素晴らしいことだと思います。


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