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【河北新報】牡鹿半島にメガソーラー 東北最大、来年8月稼働

来年8月に稼働する東北最大のメガソーラーについて、河北新報に掲載された記事です。



河北新報ニュース 牡鹿半島にメガソーラー 東北最大、来年8月稼働

 電気設備工事の東光電気工事(東京)と建設業の丸本組(宮城県石巻市)は、石巻市の牡鹿半島の泊浜地区に出力1万キロワット規模のメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設する方針を固めた。6月ごろに着工し、来年8月の稼働開始を目指す。東北経済産業局によると、東北で最大の出力という。
 両社は14日、メガソーラー事業を担う特別目的会社(SPC)「サン・エナジー石巻」を設立。東日本大震災の津波被害を受けていない泊浜地区の休耕地49ヘクタールを、地権者から15年間借地する。事業費は約35億円を見込む。東光電気工事が、太陽光パネルの設置からメンテナンスまで手掛ける。
 電力会社に太陽光などで発電した電力の全量買い取りを義務付ける「再生可能エネルギー特別措置法」を活用し、発電電力は東北電力に売却する計画。同法は7月に施行される。
 資源エネルギー庁が今後定める売電価格によっては、建設を再検討する可能性もあるという。
 東北経産局によると、東北で稼働しているメガソーラーでは、八戸市にある東北電力の八戸太陽光発電所の出力1500キロワットが最大。1万キロワット規模は国内でも有数で、震災復興への後押しが期待される。
 震災被災地などでのメガソーラー設置は、三井物産が東松島市への設置を計画しているほか、日立製作所とNTTグループ4社が仙台市若林区荒井東地区で、トヨタ自動車グループが宮城県大衡村で検討している。

風力発電、海洋エネルギーなど自然由来のエネルギーに注目が集まっているこの時期、牡鹿半島のメガソーラーからも目が離せませんね。


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