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【河北新報】共に過ごした日々心からありがとう 釜石で動物合同慰霊祭

岩手県釜石市で開催された動物合同慰霊祭のニュースです。



河北新報ニュース 共に過ごした日々心からありがとう 釜石で動物合同慰霊祭

 東日本大震災発生から1年を前に、犠牲になった岩手県釜石市、大槌町の動物の合同慰霊祭が18日、同市のシープラザ遊であった。両市町の飼い主ら約140人が参列し、愛情を注いだペットたちに別れを告げた。
 主催した県獣医師会遠野支会の池上健治会長は「震災では多くの動物も犠牲になり、身元不明者のDNA鑑定が進むのに伴い、動物と分かる遺骨も増える現実がある。心から供養したい」とあいさつした。参列者は、動物の骨を収めたつぼや写真、ペットフードが供えられた祭壇に花をささげ、静かに手を合わせた。
 5歳の愛犬ジョンを亡くした釜石市鵜住居町の会社員大山礼子さん(47)は「子どもがおらず、生まれた時から家族同様に育ててきた。助けることができなかったジョンが、いまも頭から離れない」と話し、涙ぐんだ。
 県沿岸広域振興局によると、釜石市と大槌町で死んで見つかり、収容された動物は約400匹。供養を申し出た釜石市の日高寺で既に火葬され、3月にペット用墓地に埋葬される。

ペットとの別れも震災での大きな痛みとなっていることでしょう。
家族同然のペットたちの犠牲も語り継いでいきたいですね。


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