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【福井新聞】30項の安全策中心に暫定基準を 県安全委、保安院へ反映要請

福井県庁で開かれた原子力安全専門委員会のニュースです。



30項の安全策中心に暫定基準を 県安全委、保安院へ反映要請 政治・行政 福井のニュース :福井新聞

 福井県は20日、原発の安全性を技術的に検証する原子力安全専門委員会を県庁で開き、東京電力福島第1原発事故の技術的知見や地震・津波の解析、経年劣化の影響などについて経済産業省原子力安全・保安院がまとめた中間報告の説明を受けた。中川英之委員長(福井大名誉教授)は、事故分析に基づきまとめた30項目の安全対策をベースに、県が求める福島の知見を反映した暫定的な安全基準を明確に示すよう求めた。

 保安院は、専門家でつくる五つの意見聴取会での検討内容を踏まえ、外部電源や使用済み燃料プール冷却・給水機能の信頼性向上など30項目の安全対策を中間報告にまとめた。この日の同委員会に保安院の山田知穂原子力発電安全審査課長ら4人が出席して説明した。

 新たな安全対策に関して委員からは、国際原子力機関(IAEA)に提出した事故報告書や日本原子力学会がまとめた教訓などを包括していると評価する意見が出た。

厳しい意見も出たようです。
安易に結論を出さず、今後の安全をしっかり確保した上での結論となるよう、見守っていきたいですね。


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