減災.net ブログ » ニュース

【四国新聞】海抜表示板の設置始める/丸亀市

香川県丸亀市で、東南海・南海地震の津波対策として、市内の電柱や避難場所に海抜表示板の設置を進めていることが報道されています。



海抜表示板の設置始める/丸亀市 | 香川のニュース | 四国新聞社

 東南海・南海地震の津波対策として、丸亀市は15日、市内の津波浸水警戒区域とその周辺に海抜表示板の設置を始めた。今月中に避難路にある電柱54本と緊急時の避難場所に指定されている小中学校や保育所、コミュニティセンターなど19カ所に取り付ける。

 津波警報が発令された際のスムーズな避難に役立てるとともに、自分たちの住む地域の海抜を知ってもらうことで、市民の防災意識の向上を図るのが狙い。設置場所は土器町や土居町、塩屋町など丸亀港から800メートルの区域が中心で、海岸から約1・5キロ離れた今津町の城坤コミュニティセンターまでのエリア。

 表示板はアルミ製で、電柱用は縦40センチ、幅30センチ。その地点の海抜を表示し「津波警報すぐ避難!」と呼び掛けている。指定避難場所用は縦10センチ、幅80センチで避難場所の標識看板の下に取り付ける。

丸亀市では、県の新たな被害想定を基に、市内沿岸部の海抜や津波避難ビルの位置などを記した防災マップも作製する予定とのこと。日頃の防災マップでの避難経路の確認、いざという時にすぐにその場の海抜がわかる標高表示は、安全な避難行動に役立つことでしょう。


Comments are closed.