【中日新聞】県想定超える浸水域 静岡平野で4100~2700年前に大津波2回<静岡県静岡市>

静岡県静岡市駿河区大谷地区の静岡平野での津波堆積物の調査から、約4100~2700年前の間に2回の大津波があったとする研究成果を、静岡大理学部の北村晃寿准教授がまとめたことが報道されています。県の第3次地震被害想定で参考にしている安政東海地震(1854年)の津波浸水域を超える場所でも津波堆積物が確認されたそうです。
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【中日新聞】中部整備局、巨大地震5連動想定 日向灘や南海トラフも

11月7日、国土交通省中部地方整備局は、これまで予測されてきた東海・東南海・南海地震の3連動地震に、宮崎県沖の日向灘と海溝「南海トラフ」沿いの海溝軸を震源域に加えた「5連動地震」を、巨大地震モデルの想定とすることを明らかにしたことが報道されています。これは、東日本大震災の地震や津波のデータを基に、中部地方整備局が独自に算出したものです。
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【中日新聞】教訓正しく伝えよ:名古屋大減災連携研究センター・隈本邦彦客員教授

中日新聞で、名古屋大学の減災連携研究センター・隈本邦彦客員教授の「教訓正しく伝えよ」という記事が掲載されています。

中日新聞:教訓正しく伝えよ 名古屋大減災連携研究センター・隈本邦彦客員教授:東海エリア地震情報(CHUNICHI Web)

 世界でマグニチュード(M)4以上の地震が起きた震源分布図を見ると、どの先進国の首都も分布上にはない。日本だけは分布の点に隠され、列島の形が見えないぐらい(地図参照)。M9規模の地震は過去50年間に5回。決まって、この分布上で起きた。東日本大震災も「想定外」だったとは言えない。

「教訓を学び、事態に備える人が生き残れる。」という隅本客員教授。「日本人にとって一時間目の授業は阪神大震災、2時間目が東日本大震災」だと表現しています。

日本でおきたこの経験から、これからの防災・減災をしっかり考えていかなければならないと考えさせられる記事です。ぜひ、ご一読を。