【津波防災地域づくり法案】報道発表資料 – 国土交通省

政府は2011年10月28日、東日本大震災の被災地を含めた全国で津波に強いまちづくりを進めるための「津波防災地域づくり法案」を閣議決定しました。その報道発表資料が国土交通省で公開されています。
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【イベント】2011年度雪氷防災研究講演会<山形県山形市>

独立行政法人 防災科学技術研究所の主催により、関連機関の行政担当者及び雪国住民を対象に、最近の研究成果を広く知っていただき、雪国の生活向上に寄与すべく開催されている雪氷防災研究講演会についての詳細が発表されています。

2011年は山形県山形市で開催されます。各方面で雪対策に携わっておられる方による、取り組みの内容や研究成果の紹介や研究所の研究結果が発表されます。
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釜石港を襲った津波高の数値シミュレーション(平成23年4月1日発表)

2011年4月1日、国土交通省港湾局、独立行政法人港湾空港技術研究所及び国土総合技術研究所による、釜石港における被災原因を検証するため、数値計算(数値シミュレーション)により被災過程を再現データが公表されています。

釜石港における津波による被災過程を検証 | 独立行政法人 港湾空港技術研究所

釜石港内の津波高:防波堤が無かった場合/有った場合の比較
津波高の低減: 13.7m → 8.0m(津波高を4割低減)
浸水域の低減: 20.2m → 10.0m(最大遡上高を5割低減)
水位上昇を遅延:津波高が市街地を守る防潮堤(高さ4.0m)を超えるまでの時間を6分間遅らせた。

釜石港沖合のGPS波浪計で観測した津波波形を元に数値計算を行っているとのこと。釜石港周辺の浸水域及び浸水高(最大値)は現地での実測結果とほぼ一致しており、再現性が確認されているそうです。

詳細な報告内容はPDFでダウンロードできます。
津波の威力が生々しく伝わってくる報告です。