茨城県は11月29日、県民を対象にした東日本大震災に関する「県民アンケート」の速報結果を公表したことが報道されています。
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【紀伊民報】紀南の防災意識向上 東日本大震災から半年
東日本大震災後、和歌山県南部の地方で防災意識が高まっていることが紀伊民報の調査で分かったと報道されています。
紀南の防災意識向上 東日本大震災から半年 – AGARA紀伊民報
調査は9月に紀南地方の20~80代の男女50人に聞き取りで行った。
震災後に新たな防災対策を行った人は62%、今後予定している人も64%いた。避難場所を決めている人は84%に上った。
新たな対策で目立ったのは飲料水や懐中電灯など防災用品の準備。以前から準備していた人の中には「携帯トイレを加えた」(田辺市高雄2丁目のパート女性40歳)、「リュックに入れていた防災用品を運びやすいようキャリーバッグに詰め直した」(田辺市あけぼのの主婦66歳)などの声があった。
「家族で避難経路を確認した」(印南町の団体職員男性28歳)、「小3の息子に地震が起きたら避難場所に逃げるよう繰り返し伝えている」(田辺市新庄町の主婦35歳)など「家族で防災対策を話し合う機会が増えた」の声も多かった。
新たに防災用品を準備したり、避難方法を家族で話し合ったりしているほか、高台への引っ越しを検討している人などもいたとのこと。東日本大震災ではtwitterやfacebookでの連絡が有効だったことが報道されたこともあり、facebookをはじめた方や、携帯電話の機能を見直すなど、連絡手段の整備をした人もいるようです。
今後、東海・東南海・南海地震での地震災害・津波の被害が予想されている地域でもあり、減災への備えが進むことが期待されます。
キリンMCダノンウォーターズ株式会社による震災前後の水分補給・ストックに関する調査
スマートストックの日を制定し、適切な量の水・食料の備蓄を提案しているキリンMCダノンウォーターズ株式会社から、震災前後の水分補給やストックに関する調査の結果が報告されています。
震災前後の水分補給・ストックに関する調査 震災後の備蓄量や購入理由に大きな地域差 ~スマートストックは「焦らず」「普段から」~ |キリンMCダノンウォーターズ株式会社のプレスリリース
キリンMCダノンウォーターズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 木本 匡亮)は、2011年8月全国の小学生の子どもを持つ母親800名に対し、「震災前後の水分補給とストックに対する意識調査」をインターネット調査にて実施いたしました。 調査結果から、”震災後の備蓄への意識は地域差”があり、また、“節電を意識している人ほど、熱中症予防に水分補給を取り入れている”ことが明らかとなりました。
震災後のミネラルウォーターの購入に関する設問では、震災発生後、ミネラルウォーターをもっとも欲していたのは関東地方で、実際に品不足を体感したみなさんは割高でも水を購入する意欲が高かったことがわかります。
影響の小さかった地域では、近畿地方では普段からミネラルウォーターをストックしている割合が高く、中国地方ではストックの割合が低かった一方で、震災後に急に備蓄を意識した購入をしたという結果が出ています。
また、普段から備蓄していなかった人の場合、急に備蓄を意識すると買いすぎる傾向が見られるようです。
この夏は節電・猛暑を乗り切るためにミネラルウォーターに頼った人も多かったようで、震災以外にもミネラルウォーターの購入の傾向が異なる夏だったかもしれません。
面白いアンケート結果なので、詳しくは上記リンク先にてご確認ください
セコムのアンケート「東日本大震災後の子どもを取り巻く危険の変化に関する調査」について
セコムと子どもの危険回避研究所が合同で行ったアンケート「東日本大震災後の子どもを取り巻く危険の変化に関する調査」の集計結果が解説されています。
東日本大震災直後の首都圏の親子(小学生・中学生)を対象に、6月25日~7月8日という募集期間に募集されたアンケートだそうです。
アンケート「東日本大震災後の子どもを取り巻く危険の変化に関する調査」をひもとく|あんしん子育て応援サイト「子どもの防犯」ブログ
▼ いざというときの話し合い、発生前からしていましたか?
▼ 震災前の話し合いは、役に立ったのか?
▼ 震災後に決めた“わが家のルール”を拝見
▼ 震災から1週間、役に立ったものは?
このような問いかけに対して、アンケート結果からは「あの日、どうすればよかったのか」、「これからどうしたらいいのか」という、体験したからこその生きた言葉であり、今後の家族を思う真剣な言葉が伝わってきます。
リンク先では、アンケートの詳しい結果へのリンクも紹介されています。より詳細な回答内容を見ると、安全への意識が高まったことがよくわかりますが、一方で節電の影響で道路や駐車場が暗くなったなど、身近な不安が増していることもわかります。
みなさんもぜひご覧になり、ご家族でもいざというときのことを話し合ってみてはいかがでしょうか。