キリンMCダノンウォーターズ株式会社による震災前後の水分補給・ストックに関する調査

スマートストックの日を制定し、適切な量の水・食料の備蓄を提案しているキリンMCダノンウォーターズ株式会社から、震災前後の水分補給やストックに関する調査の結果が報告されています。

震災前後の水分補給・ストックに関する調査 震災後の備蓄量や購入理由に大きな地域差 ~スマートストックは「焦らず」「普段から」~ |キリンMCダノンウォーターズ株式会社のプレスリリース

 キリンMCダノンウォーターズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 木本 匡亮)は、2011年8月全国の小学生の子どもを持つ母親800名に対し、「震災前後の水分補給とストックに対する意識調査」をインターネット調査にて実施いたしました。 調査結果から、”震災後の備蓄への意識は地域差”があり、 また、“節電を意識している人ほど、熱中症予防に水分補給を取り入れている”ことが明らかとなりました。

震災後のミネラルウォーターの購入に関する設問では、震災発生後、ミネラルウォーターをもっとも欲していたのは関東地方で、実際に品不足を体感したみなさんは割高でも水を購入する意欲が高かったことがわかります。

影響の小さかった地域では、近畿地方では普段からミネラルウォーターをストックしている割合が高く、中国地方ではストックの割合が低かった一方で、震災後に急に備蓄を意識した購入をしたという結果が出ています。

また、普段から備蓄していなかった人の場合、急に備蓄を意識すると買いすぎる傾向が見られるようです。

この夏は節電・猛暑を乗り切るためにミネラルウォーターに頼った人も多かったようで、震災以外にもミネラルウォーターの購入の傾向が異なる夏だったかもしれません。

面白いアンケート結果なので、詳しくは上記リンク先にてご確認ください

【報道】医療印刷事業の吉田印刷所、災害緊急薬袋の備蓄へ

備蓄といえば、水や食料、避難所の毛布のようなものをイメージしますが、こんな備蓄も必要だそうです。

新潟日報社 netpark ::: 災害緊急薬袋を製作、備蓄訴え

災害緊急薬袋を製作、備蓄訴え
吉田印刷所
 医療印刷事業を手掛ける吉田印刷所(五泉市)が東日本大震災での被災地支援をきっかけに、災害時に薬局や病院が利用する「災害対応緊急薬袋」の製作を進めている。停電で現場のプリンターが使えない事態を想定し、細かな処方を手書きしやすい体裁にする。

10月に生産を始め社内に50万枚を備蓄したうえ、全国の薬剤師会にも備蓄を呼び掛けて、無料で贈る方針とのこと。

 薬袋は通常、薬剤名や用法が空欄のものが出荷され、調剤薬局でプリンターを使って患者ごとに印刷する。東日本大震災のときには、多くの薬局で薬袋が印刷できない状態になり、このとき薬剤師は一般用の封筒や紙袋をかき集め、処方を手書きしたのだそうです。

普段気づかない分野で、備蓄の取り組みが広がっていることを知るのは、心強いことですね。