【栃木県栃木市】伝統的建造物群保存地区指定に伴う防災計画のためのタウンミーティングを開催

栃木県栃木市では、栃木市伝統的建造物群保存地区(以下、伝建地区)指定に伴う防災計画のために、行政、住民、職能集団がざっくばらんに対話を積み重ねる場として、タウンミーティングを開催するそうです。

栃木市 第1回とちぎ蔵の街減災タウンミーティングのお知らせ

第一回の会場と日時
会  場:とちぎ蔵の街観光館2F多目的ホール
開催日時:10月12日(水曜) 18:30より

当日のタイムスケジュール
   18:30 小山高専苅谷校長より挨拶
   18:35 栃木市教育委員会より伝建地区指定のスケジュールの報告
   18:50 高山市教育委員会文化財課長西永勝己様からの講義
   19:50 質疑応答
   20:00 懇親会

主 催:とちぎ蔵の街職人塾、小山高専建築学科
座 長:河東義之(小山高専名誉教授)
後 援:栃木市教育委員会
期 間:2011年10月〜2012年1月の4回程度(平日の夜を想定)

第一回の講師は、岐阜県高山市教育委員会文化財課長西永勝己氏。高山市での伝建地区指定の歳の住民の合意形成過程で特に課題となったことなど、実際の経験をもとにした講演となるようです。

観光資源でもある歴史的な意義のある地区の保護では、災害に弱いであろう古い建造物をどのような状態で保存していくのか、住民の生活・安全をどう確保するか、深い議論が必要となります。自分の街でこのような議論がある際には、無関心ではなく、できるだけ参加して、災害への備えも十分にしながらの郷土の発展を考えて生きたと思います。