ドコモ・au・ソフトバンクが配信する緊急速報メールの解説 – ケータイ Watch

ケータイ Watchに掲載されている、ケータイで一斉に配信される「災害・避難情報」についての解説です。

第537回:災害・避難情報 とは – ケータイ Watch

 「災害・避難情報」とは、国や自治体などが大きな災害で避難勧告や避難指示が行われる際に一斉配信される情報です。

 たとえば、津波警報や火山の噴火警報といった自然災害に関わる情報のほか、大規模テロ発生や他国からの弾道ミサイルの飛来などを含め、多くの人にとって生命の危機が及ぶような事態には、この情報が出されます。

 これまでにNTTドコモが携帯電話向けサービス「エリアメール」で対応しているほか、ソフトバンクモバイルが2012年2月以降、au(KDDI)が来春以降に対応する予定です。情報の配信元は国や自治体で、それぞれ携帯各社と有料・無料で契約して、有事の際に配信します。なお、ユーザー側の利用料は無料です。

NTTドコモの「エリアメール」、auの「緊急速報メール」ソフトバンクモバイルの「緊急速報メール」について解説されています。

ドコモのウェブサイトではエリアメールに対応している自治体が紹介されています。
災害・避難情報 | サービス・機能 | NTTドコモ

ぜひご確認ください。

【報道】フジクラがAndroidを使った地域WiMAX活用の防災アプリ実験を開始

株式会社フジクラは2011年9月26日、地域WiMAX用スマートフォンを使った防災アプリケーション実験を10月から開始すると発表しました。

フジクラ、Androidスマートフォンを使った防災アプリ実験 | RBB TODAY (ブロードバンド、その他のニュース)

 端末にはファーウェイのAndroid 2.3搭載スマートフォン「B8220」を使用し、VoIP、画像伝送、災害告知などの実験を実施する。自治体職員の持つ端末に優先的に帯域を割り当てる実験も行うとともに、災害により基地局とセンター設備間の回線が断線した場合に、衛星携帯電話回線をバックアップとして使う実験も実施する。

 同実験はケーブルネット鈴鹿、NTTドコモ、ファーウェイの協力によって行う

地域WiMAXは地域の防災に有用であるとされていますが、その一方で、災害時に活用するアプリケーションが不十分であることも指摘されています。地方では、WiMAXという言葉自体知られていないものです。

しかし、これまでの電話・携帯電話などに加えてさらに新しい通信網が、実際に活用できる形で広まるのは、住民にとってとてもありがたいものです。しかも、新しい機器を入れる必要なく、既存のスマートフォンが使えるということであれば、いざというときに簡単に利用できるのがうれしいですね。

ぜひ、早期に実用化していただきたいものです。