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【京都新聞】市民防災センター、入館者1割増 関心高まる

京都府京都市南区の市民防災センターの入館者が増加していると報道されています。東日本大震災や台風と大災害が続いており、関心が高まった。秋以降の休日は住民団体の予約が多く、受け入れを断るケースもあり、センターは「団体の申し込みは早めにしてほしい」と呼び掛けているほどの人気だそうです。



市民防災センター、入館者1割増 関心高まる : 京都新聞

 同センターは、半日から1日で災害の地震や強風の疑似体験をすることで防災知識を得てもらう施設。入場無料で、例年10万人程度の入館者があり、最近5年間は徐々に減少していた。

 本年度は10月14日までに約5万8千人が来館し、昨年度比で1割増加した。震災後で大型連休のあった5月には約20%増え、以降は8月まで微増だったが、9月には15%の伸びを見せた。

 見学は3カ月前から予約でき、1日120人までの受け入れをめどにしている。センターによると、年末までは地域女性会やPTAなどの団体の土日祝日の予約が相次いでいるという。イベント時は東日本大震災の被災地の様子を写真パネルで展示。8月末には床上浸水時のドアの重さを体験できるコーナーを拡充した。

 センターは「家族連れや若いカップルなどさまざまな層で来館者が増えている。秋以降は自主防災会の活動も活発になり予約を断るケースもある。早めの予約を」と呼び掛けているそうです。

東日本大震災以降、日本でも海外でも災害が続いています。防災への意識が高いことが、このような施設への人気にもつながっているのでしょうね。


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