仙台市に本社を置く株式会社河北新報社（かほくしんぽうしゃ）のサイト『コルネット』に掲載されている特集記事です。大津波の体験を絵や写真で記録する企画です。
河北新報 コルネット 特集／私が見た大津波
黒茶色の波、家や車両を次々のみ込む／加藤常夫さん＝仙台市宮城野区蒲生２丁目・自営業 (2011/04/29)
跳ね返った波、高さを増して再び陸へ／三浦千恵子さん＝宮城県南三陸町歌津町向・民宿経営 (2011/04/28)
土砂降りの雨雲のような色の波、襲いかかる／近藤賢太君＝気仙沼市長磯浜・気仙沼向洋高１年 (2011/04/27)
間一髪で民家２階へ、そこら中「助けて」の声／川村祐介さん＝東松島市大曲下台・東松島高３年 (2011/04/25)
静かに迫る水、力の強さにぼうぜん／堀江長治さん＝仙台市若林区新寺４丁目・前キリンビール仙台工場長 (2011/04/23)
玄関から大量の水、胸の幼子じっと耐えた／福地若緒さん＝石巻市中屋敷１丁目・主婦 (2011/04/21)
海面、一気に膨れ上がった／田畑ゆう子さん＝宮城県南三陸町志津川五日町・美容師 (2011/04/19)
川の水、ざーっと滝のように引いた／常山俊明さん＝気仙沼市川口町１丁目・鮮魚仲買 (2011/04/17)
音もなく引いた波、海の底が姿現す／白岩洋子さん＝石巻市網地浜網地・主婦 (2011/04/15)
雲？霧？真っ黒い竜巻が立ち上がった／柿沼寿子さん＝名取市閖上４丁目・パート職員 (2011/04/13)
電柱なぎ倒し、海沿いの家が迫ってきた／阿部清さん＝石巻市門脇町４丁目・会社経営 (2011/04/12)
上記のように4月から連載が始まり、今も掲載が続いています。みなさんの壮絶な体験が、生々しく胸に迫ってきます。
防災・減災の資料として、ぜひ残しておきたい資料であると思うのですが、当時の体験、今の思いを考えると、決して冷静には読めない内容となっています。
河北新報の義援金の案内のページはこちらです。
集まった募金は日本赤十字社を通じて被災者にお届けします。
上記では振り込み先が案内されています。支社は被災している場合があるため、持参の場合には本社のみ受け付けているそうです。
