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防災システムに日本ユニシスのクラウドサービス「SAVEaid」を採用<東京都町田市>

東京都町田市は、「防災システム」の構築について、日本ユニシス株式会社が地方自治体向けに提供しているSaaS型危機管理情報共有システム「SAVEaid/セーブエイド」の採用を受け、2012年3月本番稼働にむけ構築を行うとの発表がありました。



町田市が防災システムにクラウドサービス「SAVEaid」を採用 -2011年10月26日- 日本ユニシス

町田市は、大規模な地震や風水害などの災害発生時において、災害発生初動期の迅速な対応をはかるため防災システムの構築を目指しており、システムの運用、保守を含めたサービス提供型での調達を行い、日本ユニシスの「SAVEaid/セーブエイド」が採用されました。
今回提供する「SAVEaid/セーブエイド」は、SaaS型での提供となるため、初期導入費用を大幅に削減できるとともに、システムの運用や保守は、日本ユニシスが一括で実施することで、町田市は作業負荷の軽減が可能となります。
また、日本ユニシスは、今回の町田市へのサービス提供に際して、「SAVEaid/セーブエイド」に備蓄管理機能、設備管理機能、ゼンリン住宅地図ASP対応といった機能拡張を実施し、今後、拡張した機能を標準商品化し、サービス提供することを予定しています。

自治体の防災システムにクラウドシステムが採用される場合には、単独では構築が難しい高機能なシステムが利用できること、災害の場合に別の場所にあるシステムの利用が継続できることなどがメリットとして考えられます。

今回のシステムでは、防災・災害対応の面で機能の拡張がなされているとのこと。いざという場合に生きるシステムであることが期待されます。


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