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【公明党】高速道路のサービスエリア・パーキングエリアを防災拠点として整備を訴える

11月4日の参院災害対策特別委員会で公明党から渡辺孝男氏、秋野公造氏が質問に立ち、東日本大震災や台風で甚大な被害を受けたことを踏まえ、防災強化に向けた具体策を提案したことが公明党のニュースとして紹介されています。



高速のサービスエリアに防災拠点を | ニュース | 公明党

渡辺氏は、東日本大震災で高速道路のサービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)が自衛隊や消防隊の中継基地に活用され、携帯トイレや寝袋、紙おむつなどの備蓄品を被災者の生活支援物資として提供できたことを評価。SAやPAへのヘリポート設置を含め、「三陸沿岸や(台風被害を受けた)紀伊半島など高台に広いスペースが取れない場所は、防災拠点を高速道路網と一体的に整備することが非常に有効だ」と訴えた。

陸の孤島などと呼ばれる地方では、生命線の国道が寸断されると孤立するエリアが多数発生します。海岸線に沿う国道しかないようなエリアでは、ライフラインとしての高速道路の必要性が高まっているといえます。収益の面から見ると不要と判断される場合でも、災害時の役割を考えると、安易に不要と判断してよいのかどうか難しいと感じるようになりました。今後の動向が気になるニュースです。


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