減災.net ブログ » ニュース

【サイト】桜ライン311|震災を後世に伝える為のプロジェクト

陸前高田市の津波到達点上に桜を植樹し、震災を後世に伝える為のプロジェクトがスタートしています。



桜ライン311|震災を後世に伝える為のプロジェクト

私たちは、悔しいんです。
平成23年3月11日、東日本大震災が発生し、1時間以内に東北各地を津波が襲いました。
陸前高田市でも多くの人が時間を止めました。その後、「実は、今回と同規模の津波が三陸沿岸を
飲みこんだ記録や痕跡がありました。」との、ニュースが流れていました。
10mを超える津波の可能性が、震災前から声高に叫ばれていれば!
震災前の防潮堤には、限界があることを知らされていれば!津波によって奪われた命は、
もっと少なくて済んだのではないか?その思いが、今も頭を巡ります。

私たちは、悔しいんです。
その思いを同じくする者が集まり、「桜ライン311」を立ち上げました。
次の時代が、この悔しさを繰り返すことのないように、
今回の津波の到達点を桜の木でつなぎ、後世に伝えたいとおもいます。
現在、瓦礫撤去が進み、津波の到達点がぼやけ始めている今、一日も早く、やりたいんです。
でも、私たちだけでは、限界があります。皆さんの力を貸してください。お願いします。

高田松原の奇跡の一本松とともに、復興ととともに成長し可憐に春を彩る桜が、津波の脅威を忘れず伝える宝となるよう、そして復興のシンボルとなりますよう、祈っております。

twitterでも情報発信されています。
@sakuraline311


Comments are closed.