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【愛媛新聞】住民らが地震による液状化現象学ぶ<愛媛県松前町>

愛媛県松前町の松前町役場で12月17日に、地震が引き起こす液状化現象について学ぶ「防災ワークショップ」が開催され、町民や町職員など70人が、講演やパネルディスカッションを通じ発生原理や対策への理解を深めたことが報道されています。



住民らが地震による液状化現象学ぶ 松前町 愛媛のニュース

松前町は地下水が豊富で砂地盤が多く、大地震による液状化現象が発生する可能性が高いとされることから、町自主防災会連合会(西村栄造会長)が開いた。
 愛媛大防災情報研究センターの岡村未対教授が液状化のメカニズムについて基調講演。岡村教授は埋め立て地や川沿いなど地盤が軟弱な低平地で液状化が発生するとし、「松前町では旧河道の上にある建物の危険度が高い」と説明した。その上で「地盤調査やリスクに応じた地盤強化対策や地震保険の利用を考慮してほしい」と訴えた。
 パネルディスカッションでは、岡村教授と白石勝也町長、町ボランティア建築士グループの川中英明さんの3人が登壇し、住民らの質問に答えながら対策を話し合った。

身近なエリアをテーマにこういった知識が学べるのは非常によいことだと思います。


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