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【山陽新聞】岡山で防災フォーラム 地震への心構え学ぶ

岡山県岡山市で開催された防災フォーラムについての新聞記事です。



岡山で防災フォーラム 地震への心構え学ぶ – さんようタウンナビ – 山陽新聞

 近い将来、発生が懸念される東海・東南海・南海3連動の巨大地震に備え、地域の防災力を見つめ直す機会にしようと22日、県民向けのフォーラム(県、岡山地方気象台など主催)が、岡山市北区柳町の山陽新聞社で開かれた。昨年の東日本大震災や台風災害を受けて初開催。参加者は講演やパネルディスカッションを通じて地震に対する心備えなどを学んだ。

 自主防災組織の代表ら約250人が参加。政府の中央防災会議専門調査会座長で、県地震・津波対策専門委員会委員長を務める河田恵昭・関西大社会安全学部長が「東日本大震災の教訓を岡山県の防災対策に生かす」と題し基調講演した。

 河田氏は現在の地域防災計画で想定されるマグニチュード(M)8・4の巨大地震が発生した場合、県内は「地震2時間後に津波が襲来。停電などで都市機能がまひし、陸の孤島状態になる」と予測。さらに、内閣府の有識者会議の中間報告通りM9・0になると「水島コンビナートの古い石油貯蔵タンクは破壊され、火災が発生する」とした。

 東日本大震災の教訓としては、生存者の57%が「地震の揺れが収まった直後に避難した」と答えた点に注目。「一番重要なのは逃げること。徒歩か、車の場合は乗り合わせて避難を」と呼び掛けた。

避難は揺れが収まった直後が大切であるようです。
身の回りのものは日頃からすぐにもちだせるように、準備しておくことが必要ですね。


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