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【静岡新聞】津波対策 大井川、安倍川、藁科川の堤防に標高表示板

津波対策として、静岡県の河川で海抜を表示する掲示板が設置されたことが報道されています。



津波対策 大井川、安倍川、藁科川の堤防に標高表示板 | 静岡新聞

 東日本大震災で津波が河川を遡上(そじょう)し、流域に甚大な被害が生じたことを受け、国土交通省静岡河川事務所は20日までに、管理する大井川、安倍川、藁科川の堤防55カ所に海抜を示す標高表示板を設置した。
 大井川河口から6・8キロ上流までに19カ所、安倍川河口から7キロ上流までに29カ所、藁科川の安倍川との合流点から1・5キロ上流までに7カ所設置した。間隔は400〜500メートル。事務所によると、大震災後、地域住民から海抜についての問い合わせが多数寄せられていた。
 事務所は18日から設置作業を進め、20日午前、静岡市葵区田町の安倍川左岸堤防に表示板を2カ所備え付けて作業を終了した。担当者は「散策やスポーツなどで河川敷を利用した際、堤防の高さを知ってもらい、緊急時の判断に役立ててほしい」と話した。
 大井川河口付近と富士川河口付近の海岸沿いの堤防にも、3月末までに、標高表示板を計78カ所設置する。

全国の河川でこのような取り組みを進めていただきたいですね。


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