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【中国新聞】震災がれき受け入れ表明へ 静岡・島田市、放射性物質検査クリア

静岡県島田市で、震災がれきの受け入れが正式表明されるとのニュースです。



震災がれき受け入れ表明へ 静岡・島田市、放射性物質検査クリア – 中国新聞

 岩手県大槌、山田両町の震災がれき受け入れ準備を進める静岡県島田市は12日、2月に実施した試験焼却で排出されたガスから、放射性セシウムが検出されなかったとする検査結果を市議会に報告した。放射性物質に関する全ての検査で、国や県が設定した安全基準をクリアした。桜井勝郎市長は15日に受け入れを正式表明する方針。

 震災がれきの広域処理が課題となる中、受け入れに向け、他の自治体の動きが加速しそうだ。

 島田市は2月16~17日に、山田町のがれき10トンを同市の家庭ごみ56トンと混ぜて試験焼却。焼却施設の外部に排出されたガスについて、1立方メートル当たりのセシウム濃度を調べた結果、セシウムは検出されなかった。

 島田市によると、同市への輸送に際して山田町で測定したがれき2検体のセシウム濃度は、1キログラム当たり15・2ベクレルと15・8ベクレル。輸送中に、2検体周辺の時間当たりの空気中放射線量を調べた結果、問題はないことも確認された。

 さらに試験焼却したがれきの焼却灰のセシウム濃度も1キログラム当たり64ベクレルと、国の基準(同8千ベクレル)を大きく下回った。

 同市が市民らの要望を受け、独自にごみ焼却施設周辺の小学校で計測した放射線量なども問題なかった。

難しい問題ではありますが、なんとか解決していって欲しい課題です。


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