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【報道】中央防災会議、古文書も参考に – 日本経済新聞

地震、津波対策の見直しを議論している政府の中央防災会議の専門調査会では、古文書に記述があるような大地震も考慮に入れて、最大クラスの地震・津波に備えた対策を検討することにしたそうです。2011年9月28日の報道です。

巨大地震、古文書も参考に対策見直し 中央防災会議  :日本経済新聞

 東日本大震災を教訓として地震、津波対策の見直しを議論している政府の中央防災会議の専門調査会(座長・河田恵昭関西大学教授)は28日、災害対策法制を含め、地震、津波対策の抜本的な見直しを求める最終報告をまとめた。政府は今後、報告書を基に国の防災基本計画の見直しや、東海、東南海、南海の3連動地震など南海トラフの巨大地震の再検討を進める。

貞観地震など、古文書に記述があるのにデータが乏しい地震を想定から除外していたものをあらため、最大クラスの地震や津波に備え、減災」の考えに基づき、被害の最小化を主眼とするまちづくりをめざすとのこと。ハード対策とソフト対策の両面をすすめ、津波到達時間が短い地域では5分程度で避難できることを目指すそうです。


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