神奈川県県や市町村などで組織する神奈川県鉄道輸送力増強促進会議（会長・黒岩祐治知事）の総会が22日、横浜市中区で開催され、出席したＪＲや私鉄の10事業者に要望書を提出したことが報道されています。
迅速な情報提供を、県鉄道輸送力増強促進会議がＪＲなどに要望書/神奈川：ローカルニュース : ニュース : カナロコ — 神奈川新聞社
東日本大震災の直後は、列車の運転見合わせや、その後の計画停電による運行形態の変更が相次いだ。要望書では、影響が大きかったＪＲ東日本に対し「大災害が発生した際は、市町村に対して迅速に情報提供する体制を整えてほしい」と求めた。
総会では、ＪＲ東日本横浜支社は「皆さまにはご迷惑をおかけしましたことをおわびします」とした上で、「帰宅困難者対策や津波対策について関係自治体に協力したい」との意向を示した。
ＪＲ東日本側は相模線が計画停電の影響で３月28日まで運休したことにも触れ、「早急に高圧配電線を敷設し、各駅に非常用発電機を配備した。今後はこのようなことがないように取り組む」と述べた。
さらに神奈川県鉄道輸送力増強促進会議は近く国に対して要望活動を行うとのことです。
