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【河北新報】「復興学」都内で発信 福島大 大学院サテライト開設へ

福島大は大学院の東京サテライトを来年4月に開設することを決め、21日、施設の無償提供を受ける立教大(東京都豊島区)と相互協力・連携協定を結んだことが報道されています。福島第1原発事故に苦しむ福島県の現状を都内で発信し、内外の英知を集めるのが狙い。主に社会人を対象に「ふくしま復興学」を開講するとのこと。



河北新報ニュース 「復興学」都内で発信 福島大 大学院サテライト開設へ

 大学院地域政策科学研究科(定員20人)のうち、5人程度を東京サテライトで受け入れる。ふくしま復興学は災害復興に関する講座を体系的にまとめた。福島県の歴史や原発の立地経緯、現状のほか、防災行政や賠償法制など約20科目で構成される。
 福島大の教員が立教大まで出張し、毎週2、3日、平日夜に講義する。東日本大震災の復興支援活動に熱心な立教大のホームページを見て、福島大が協力を要請した。他大学の施設を利用したサテライトは極めて珍しいという。
 立教大で協定締結後に記者会見した福島大の入戸野修学長は「福島県は3月11日を境に世界に類を見ない課題を背負った。国内外の英知を結集して克服するためには、東京で情報発信することが大切だ」と話した。

入試は2月13日に福島大で行われるとのこと。出願期間、連絡先などは上記の河北新報の記事をご確認ください。


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