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【中国新聞】新潟沖震源で島根10m津波も

島根県で見直しを進めていた津波予測が発表されたことについてのニュースです。



新潟沖震源で島根10m津波も – 中国新聞

 島根県は25日、東日本大震災を受けて独自に見直しを進めていた津波予測を発表した。新潟県北部沖を震源とする日本海東縁部地震が発生した場合、県東部で最大約10メートルの津波が襲来すると予測し、従来想定の2倍を超えた。2月には浸水予測図も示し、沿岸11市町村に避難経路や避難場所の確保を促す。

 地震の規模はマグニチュード(M)7・85と想定。日本海と中海に面する11市町村の海岸線を50メートルに区切り、到達する津波の予測値を算出した。

 津波の高さは西ノ島町の国賀港で最大10・4メートル。松江市美保関町七類堂戸灘で9・9メートル、隠岐の島町の代(しろ)海岸と海士町の明屋海岸で9・4メートルと続いた。

 県は今回、中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)の敷地に到達する津波予測も公表。津波の高さは5・1メートルとし、中電が同地震で想定する5・7メートルとほぼ同じとなった。中電は現在、15メートル級の津波を想定した安全対策を進めている。

 文部科学省は、日本海東縁部地震の発生確率は今後30年で3~6%としている。

従来想定の2倍を超えるとのこと。
今後の防災・減災の進め方に注目です。


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