減災.net ブログ » ニュース

【宇部日報】山陽小野田市防災基本条例制定目指す

山口県山陽小野田市で、防災の基本理念を定めた市防災基本条例の制定に取り組むことが報じられています。



山陽小野田市防災基本条例制定目指す – 宇部日報

 山陽小野田市は災害に強いまちづくりを推進するために、防災の基本理念を定めた市防災基本条例(仮称)の制定に取り組む。素案策定後、市民への意見公募(パブリックコメント)を行い、6月定例市議会での条例制定を目指す。

 市内では2009年、10年に2年続けて豪雨災害が発生し、幸いにも人命を落とすことはなかったものの、市民の財産に大きな被害が出た。昨年の東日本大震災では多くの生命が奪われ都市機能が破綻した。
 災害から市民の生命・財産を守り、市民の安全な暮らしを確保することは市の恒久的な課題だが、行政だけでなく市民、事業者ら全ての者がそれぞれの立場で責務と役割を理解し、相互に連携して協力し合う指針として新たに防災基本条例を策定する。

山陽小野田市では、今回の予算編成からは、各課が挙げた事業のうち防災関連のものは別リストにし、緊急度を要するものから優先順位を付け、年次的に改善に取り組む試みをスタートさせるなど、災害に強いまちづくりにたいしてすでに本腰を入れているそうです。


Comments are closed.