東日本大震災の被害の大きさを目の当たりにし、その悲しみの中で、東北大学大学院理学研究科の立場でできること、しなければならないこととして、今回の東北地方太平洋沖地震がなぜ,どのようにして起こり,そして,何なぜそれを事前に想定できなかったのかを明らかにすることだと考えているそうです。
このシンポジウムでは,これまでの半年の研究で明らかになってきたことについて,被災された方々をはじめ市民の皆様にわかりやすく伝えることを目指しているということです。
◆日時:平成23年10月22日(土)13時00分〜16時30分
◆場所:仙台国際センター 白橿(定員約120名) 地図
◆入場無料
◆事前申し込み 受付WEBフォーム
当日参加も可能ですが、事前申し込みの方が優先となるとのこと。
地震とは大地が割れる現象(断層形成)です。どんなふうに割れて、どんなふうに揺れが伝わるかをあらゆる観測装置を駆使して知ることに長けているのが地震学です。一方で、大地に何が起こったかを読み解くことに長けているのが地質学です。いつどれくらいの大きさの地震が起きていたのかを知ることには地質学が長けています。研究者だけでなく、その大地で生活するひとりひとりの方が、その両方の視点をもっていただく機会になれば幸いです。ぜひ、足をお運びください。
ということで、東北地方太平洋沖地震がどのような理由で発生し、どのような現象を引き起こし、このような被害をもたらしたのか、学術的な内容から東日本大震災を理解したい方は参加してみてはいかがでしょうか。