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【日経】南房総、修学旅行誘致へPR 防災マップ作製、体験ツアー提案

東日本大震災以降、団体旅行のキャンセルが相次いでいる南房総地域で、修学旅行などの教育旅行の誘致に力をいれていることが報道されています。


南房総、修学旅行誘致へPR 防災マップ作製、体験ツアー提案  :日本経済新聞

 南房総地域の自治体は修学旅行など教育旅行の誘致に力を入れる。東日本大震災以降、団体旅行のキャンセルが相次いでいることに対応。安全性をアピールするための防災マップの作製や、体験ツアーの提案などを始めた。近畿や首都圏などこれまでも多かった地域を中心に掘り起こす。学校単位の教育旅行は規模の大きさから、観光産業への波及効果も高いだけに、誘致活動を従来以上に活発にする。

千葉県館山市はウミホタルの観察会などの体験ツアーを紹介、南房総市では学校が中心になって実施する修学旅行や体験旅行といった教育旅行を取り込むために独自の旅行メニューの開発を始めたとのこと。体験ツアーなどに強みを持つ特定非営利活動法人(NPO法人)の千葉自然学校(千葉市)と連携し、電気を使わない生活を体験するコースや保存食作りなど、震災を機に関心が高まっている分野を中心に企画されているそうです。

鴨川市は避難場所に指定した海沿いの高層マンションやビルを入れた防災マップをつくる。海岸の放射線量の測定も徹底し、「測定を始めてから不検出が続いている」(建設経済部)ことをアピール、南房総市は年内にも市内を訪れる学校に向け、災害時の避難場所や経路をまとめた防災マニュアルを配布するとのこと。

集客にも、防災に十分取り組んでいることのアピールが必要なようです。


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