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【読売新聞】県原子力防災訓練 放射能検査や除染作業<長崎県>

長崎県松浦市で実施された九州電力玄海原子力発電所からの放射能漏れ事故を想定した原子力防災訓練ついての報道です。



県原子力防災訓練 放射能検査や除染作業 : 長崎 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 松浦市で20日実施された県原子力防災訓練。大地震による九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)の放射能漏れ事故を想定し、例年より規模を拡大して行われた。一部が半径30キロ圏の佐世保、平戸、壱岐の3市も初参加。県警、海保、自衛隊、九電など計20機関約400人が避難指示のほか、スクリーニング(放射能検査)や除染作業などを訓練した。

 これまでの避難訓練は、松浦市・鷹島の10キロ圏内の島民が島内の圏外の避難所に移動していたが、今回は福島第一原発事故と同様、避難範囲を30キロ圏に広げた。

 佐賀県側と同時進行で、午前8時に市役所に災害対策本部を設置。同10時半頃は、県警ヘリコプターが鷹島上空からの情報収集を行い、県の防災ヘリが黒島から住民を搬送する訓練を行った。

 松浦市の鷹島、福島、今福、志佐、調川、星鹿、御厨の各町で、放射線量の測定を実施した。避難訓練では、鷹島と黒島の島民計約50人が海路と陸路に分かれて市立武道館を目指した。同武道館では、市の職員らが到着した島民の汚染の有無を調べた後、除染、被災住民登録、安定ヨウ素材服用などの模擬訓練を行った。


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