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【中日新聞】静岡市が津波タワー3基建設 新年度予算案に3億円計上へ

静岡県静岡市で、国や県の被害想定に先立って、津波タワーの建設が進められることが中日新聞で報じられています。



中日新聞:静岡市が津波タワー3基建設 新年度予算案に3億円計上へ:静岡(CHUNICHI Web)

 静岡市は、津波発生時の避難場所となる「津波タワー」の建設費用3億円を、2012年度当初予算案に盛り込む方針を固めた。設計や建設、予定地の地質調査などを実施し、新年度中にタワー3基の完成を目指す。
 市は東日本大震災を教訓に、「5分で500メートル」の避難目標を掲げ、駿河湾沿岸部で津波避難ビルの指定を当初の57カ所から108カ所まで増やしてきた。
 だが駿河区と清水区の一部で、目標時間内に避難ビルまでたどり着けない地域があり、こうした「空白地帯」にタワーを建てる方針。市危機管理部の担当者は「予定地は固まりつつあるが、今はまだ明らかにできる段階ではない」としている。
 市の津波対策では、盛り土で高台をつくる方法も検討されてきたが、面積を確保できる活用可能な公園や廃校舎などが見当たらず、新年度当初予算案への計上は見送る方針。
 担当者は「本来であれば、国や県の被害想定が出てから取り掛かりたいが、市民の要望も強い」と建設を急ぐ理由を説明している。

津波タワー、全国の海岸線での設置を望みます。


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