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【シネマニュース】震災描いた短編がベルリンで特別表彰:アニメ映画「663114」

映画「663114」が第62回ベルリン国際映画祭で特別表彰を受けたことが報道されています。



震災描いた短編がベルリンで特別表彰 – シネマニュース : nikkansports.com

 開催中の第62回ベルリン国際映画祭で、14~17歳向け映画部門の授賞式が17日(日本時間18日)行われ、東日本大震災をテーマにした平林勇監督(39)のアニメ「663114」が短編の2席に当たる特別表彰を受けた。

 作品は、戦後66年間を過ごした土の中から出てきたセミが、地震や津波、放射線の被害を受けながらも土地に愛着を抱いて生きる物語。タイトルの数字は「戦後66年の3月11日に起きた4基の原発の事故」を指す。10代で構成された審査員は授賞理由を「シンプルな隠喩を通し、大惨事に直面しても文化は生き延びることを描いた」と述べた。

平林監督は授賞式を欠席したものの「大震災から約1年たつが、まだまだ子どもたちは放射能の危険にさらされている。子どもを守るのはわれわれ日本の大人の責任。これからの日本を見守ってほしい」とのメッセージが代読されると会場から大きな拍手がわいたとのこと。「子どもたちのことを心配して作った作品が、ドイツの子どもたちにちゃんと伝わったことがうれしい」と喜びを語っているそうです。

日本でも広く鑑賞できるようになって欲しいと思います。


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