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【信濃毎日新聞】天竜川との共生考える 「三六災害」半世紀迎え飯田でシンポ

長野県飯田市で開催された「共生・天竜川シンポジウムin天龍峡」についてのニュースです。



信濃毎日新聞[信毎web] 天竜川との共生考える 「三六災害」半世紀迎え飯田でシンポ

 飯田市川路地区の自治組織「川路まちづくり委員会」と川路水害予防組合は25日、天竜川を生かした地域づくりを考える「共生・天竜川シンポジウムin天龍峡」を同市川路公民館で開いた。伊那谷などを豪雨が襲った1961(昭和36)年の「三六災害」と、同年の旧川路村と飯田市の合併から半世紀を迎えた記念事業。住民ら約100人が、砂防の専門家の講演や、地元代表らによるパネル討論に耳を傾けた。

 信大名誉教授の北沢秋司さん(77)が「今、そして今後の天竜川」の題で講演。ダムにたまる土砂への対応や、荒廃する森林の整備が急務としながら、「流域の人々が自然環境や景観を持続させるよう取り組むことも大切」と述べた。

同委員会では本年度を「防災元年」と位置付け、昨年6月には三六災害の教訓を伝える式典も開催したとのこと。
今後のこの地域の防災意識の向上に大きく影響しそうな活動ですね。


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