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【日経新聞】名古屋港、津波最大3.3メートル 中部整備局、5連動地震で想定

名古屋港の津波シミュレーションが発表されたことのついての報道です。最大で3.3メートルの津波の被害があると見込まれています。



名古屋港、津波最大3.3メートル 中部整備局、5連動地震で想定  :日本経済新聞

 国土交通省中部地方整備局は26日、名古屋市で開かれた名古屋港の地震・津波対策検討会議で、広範囲の震源域が揺れた場合の津波シミュレーションを発表した。巨大地震が発生した場合に、名古屋市港区の船見ふ頭では約90分で津波の第1波が到達。高さは最大3.3メートルに達するという。同整備局は想定に基づき、沿岸の自治体や企業と対策を早急にまとめる方針だ。

 東日本大震災を受け、従来の東海、東南海、南海の「3連動地震」に新たな震源域を加えた「5連動地震」を前提に、地震の規模をマグニチュード(M)8.7からM8.9に引き上げた。津波の最大想定も2.5メートルから80センチ高くした。

 名古屋港の奥に位置する船見ふ頭のほか、大手ふ頭(同区)も3.3メートルの津波を想定。弥富市や東海市でも2.5メートルの津波がおよそ90分後に到達する。想定の津波では防潮堤を越えることはないが、液状化現象で防潮堤が沈下すれば浸水の恐れもあるという。

 名古屋港の埠頭には約3万5千人が働く約1100の事業所があり、多くが防潮堤の外側に位置する。同整備局は防潮堤整備のハード面よりも、避難誘導などソフト面を重視する方針へと転換。域内の企業と連携して、年内をめどに避難方法を策定する。

今後、防潮堤整備のハード面よりも、避難誘導などソフト面を重視する方針へと転換とのこと。
避難訓練なども増えるのかもしれません。


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